トップページ 伊豆市の自然を体験しよう 【超上級】伊豆半島究極の冒険:下田から大瀬崎までの123kmトレイルハイキング完全ガイド(もじゃまる登山日記)
ルート伊豆市の自然を体験しよう

【超上級】伊豆半島究極の冒険:下田から大瀬崎までの123kmトレイルハイキング完全ガイド(もじゃまる登山日記)

伊豆半島下田から大瀬崎まで海岸線をつなぐ123kmのロングトレイルを歩いてきました。
山を越えてまた海に出てそこに広がる街に立ち寄りまた山に入る。
伊豆を間違いなく満喫できるロングトレイルです。
テント泊で行くのがおすすめですが、民宿を利用するのもありだと思います。


この記事の作成者:もじゃまる(サンカクスタンド)

夫婦でかつてアウトドアメーカーに勤務していましたが、アウトドアが大好きで自然豊かな場所に住むため、夫婦で会社を辞めて伊豆へ移住しました!
現在は伊豆半島の修善寺でSANKAKU STAND(サンカクスタンド)という山旅道具の店を経営しています。
YouTubeチャンネル「山好き移住者の日記 by もじゃまる」では、アウトドアが好きな方や興味のある方がチャレンジしてみたいと思えるような登山に関する情報を発信中です!

この記事の作者

  • もじゃまる(サンカクスタンド)

ルート概要

  • 体力レベル:★★★★★ 難易度:★★★★★(超上級)       
  • 【1日目】距離:27.2km(のぼり/くだり 1118/1106 m) 合計時間7時間40分(休憩時間0分)
  • 【2日目】距離:33.1km(のぼり/くだり 2260/2268 m) 合計時間12時間49 分(休憩時間46分)
  • 【3日目】距離:39.2km(のぼり/くだり 1789/1794 m) 合計時間13時間57分(休憩時間57分)
  • 【4日目】距離:23.4km(のぼり/くだり 1233/1227 m) 合計時間8時間36分(休憩時間30分)

備考:GPXファイルはダウンロードして、StravaやGoogle My Maps等のアプリでルートをインポートすることも可能です。

合計距離: 125.52 km
最高点の標高: 519 m
最低点の標高: -18 m
累積標高(上り): 7420 m
累積標高(下り): -7417 m
GPXファイルをダウンロード

【1日目】下田駅~入間(入間の海岸にてテント泊)

【活動詳細】
天気:終日小雨
気温:日中7℃
起床:4時30分
出発:5時29分

終日小雨のため、立ち止まると寒さを感じる。
靴の中は、はじめの2.5時間ほどは濡れが気にならないが、靴下の排水許容量を超えた3時間たつころから、中も濡れを感じ、靴の中に水が溜まりぐちゃぐちゃする感じは少ないが、立ち止まっている時間が長いと足の冷えを感じました。
防水グローブはぎりぎりなくても問題ないが、写真を撮るたびに手が濡れるため冷えてしまう。(※トイレは各所にあります。(入間の水洗トイレが工事中で仮設のみ利用可能。))

【服装】
もじゃ:ウール半袖薄手アンダー、ブリングウールT、ファントムプルオン、アドリフトパンツウィズシェル、ドライマックストレッキング
(就寝時:ウールの靴下1枚をプラスし、シュラフとカバー)
まる:ウール半袖薄手アンダー、フーディニハイネックウールT、カルフワセーター、フリシキル、ジオライン中厚タイツ、レインパンツ、ドライマックスライトトレイル
(就寝時:ウールの靴下に断熱ソックス重ねばきで、薄手ダウン上下、シュラフにカバー)
雨具は防水性〇
オクタウィズシェルパンツは雨具と重ね着だと少し蒸れて濡れます。

【食事・行動食】
・朝 塩パン3つ
・行動食 パン1つ、無印バームクーヘン2つ、ココナッツのお菓子3パック、干し芋1パック
・夜 白米300、混ぜごはんの素3つ、スープフォー2 つ
(ご飯200は多い、フォーは柔らかくなるのに時間かかる(春雨の方が早い))
・ご飯用の水500ml
・お茶 1L

【宿泊地】
入間の海岸にてテント泊
(海辺は、ペグが安定しないためツェルトやタープは張りにくい。)
※6〜9月はキャンプ禁止期間です。キャンプが認められている期間中も、ゴミの持ち帰りなどルールを守って、来た時よりも美しく使用しましょう!一人でも、汚くしてしまうと、通年キャンプが禁止になってしまいます。

【2日目】入間〜萩谷(萩谷海岸にてテント泊、東屋あり)

【活動詳細】
天気:晴れ
気温:日中10℃前後(朝2℃)
起床:3時
出発:4時

日中は気温が10℃前後あり、登りは暑くてシェルを脱いでいたが、平坦なところでは肌寒くシェルが必要です。
11時頃からは暑く、薄手のパンツに履き替えたり、タイツを脱いだり服装の調節をしました。

【服装】
1日目と同じで、途中でパンツをアヲネロに変更。
パンツはモンペズボンにジオラインのタイツ。途中でタイツを脱ぎました。

【食事・行動食】
・朝 リゾッタ2つ、コーヒー2つ (湯沸かし1回)
・行動食 ミニバームクーヘン2つ、どら焼き2つ、塩レモン1つ、トレイルミックス10つかみ、クランベリーチョコ1つ、マナバー1つ
・夜ご飯 パスタ300g、水が1L
(吹きこぼれやすいので注意必要です。1日目のアルファ米の袋を器として再利用◎、湯沸かし3回)、あえるパスタソース2つ、コーヒー1つ
(茹で汁でコーヒーは美味しくない。パスタの匂いと粉っぽさが残るので、甘いものを飲むならお汁粉がいいかも。)
・水分 500mlペットボトル5本

【宿泊地】
萩谷海岸にてテント泊、東屋ありました。
※6〜9月はキャンプ禁止期間です。キャンプが認められている期間中も、ゴミの持ち帰りなどルールを守って、来た時よりも美しく使用しましょう!一人でも、汚くしてしまうと、通年キャンプが禁止になってしまいます。

【3日目】萩谷〜土肥(土肥海岸でテント泊)

【活動詳細】
天気:晴れ
気温:日中15℃前後(朝5℃)
起床:-時
出発:-時

ロードが多く、前日までの足の疲労も蓄積され、脚の裏がいたい。
今山の途中から、それぞれ足の他の部分にも違和感がでてきた。
夜は、テント内あたたかく、もじゃはダウンジャケットなしで寝られた。まるはダウン上下着用したが、靴下を途中で脱いだ。

【服装】
1日目と同じで8:30頃に着替え。
もじゃ:アヲネロ、ウール半袖アンダー、BRING
まる:モンペズボン、ウール半袖アンダー、オクタ

【食事・行動食】
・朝 ミニバームクーヘン4つ、カレー飯2つ、ミルクティー2つ
(お湯を沸かしてカレー飯2つ、カレー飯をアルファ米の袋を器にして食べた。
お湯は内線の量(規定より少なめ)でも大丈夫!カレー飯系は3分でできて、美味しいので次回も使いたい。)
・行動食 ミニバームクーヘン×トレイルバター2つ、干し芋×トレイルバター1つ、トレイルミックス6つかみ、カルパス12個、ななチキ2つ、塩レモン2つ、お茶2.5L、ビール500ml、セブンカフェラテR×2つ、カフェオレ1つ、レモンジュース500ml
・夜 パスタ300g、茹で汁の残りでスープ1つ、パスタソース2つ、ウインナー2パック、おつまみ1つ(湯沸かし3回)

【宿泊地】
土肥海岸でテント泊
※6〜9月はキャンプ禁止期間です。キャンプが認められている期間中も、ゴミの持ち帰りなどルールを守って、来た時よりも美しく使用しましょう!一人でも、汚くしてしまうと、通年キャンプが禁止になってしまいます。

【4日目】土肥〜大瀬崎

【活動詳細】
天気:晴れ
気温:日中16℃(朝6℃)
起床:3時
出発:4時20分

歩き始めてすぐに、土肥にも足湯があったことに気づき昨晩気がついていれば足を癒せたのに。残念。
戸田で、くるら戸田の足湯に立ち寄る。
8時過ぎの到着時にはまだお湯の水位がくるぶしよりも下で、お湯を入れている途中でした。10時には満水になるようです。

土肥から大瀬崎の間のトレイルは、ほとんど景色が見えないが、足の疲労的にはロードよりもトレイルの方が柔らかくて優しいので、トレイルを優先的に選んだ。
それでも、足の裏が痛くなってしまい、ペースが上がらない。
昨日のタンパク質が効いているのか、足を上げる筋肉は回復しているが、足裏の痛みは強くなる。
とはいえ、序盤で足を木に引っ掛けて、転倒してしまった。左膝を強打、青タン程度で済んでよかった。(和)

【服装】
1日目と同じ。8:00頃に着替え。8時以降は3日目と同じ服装で歩く。

【食事・行動食】
・朝 カレー飯2つ、ミルクティースティック2つ(湯沸かし1回)
・行動食 もちもちミニパウンド2つ、ハムロールパン4つ、塩レモン1つ、もちもちミニパウンド×トレイルバター2つ、アイスコーヒー1つ、棒アイス1つ、昨日の残りのお茶、水200ml、お茶1L、コーラ500ml

登山の様子はYou Tubeも是非チェックしてみてください!